ラノベ『心理学で異世界ハーレム建国記』読みました。面白いですよー。

漫画

今回、ライトノベル『心理学で異世界ハーレム建国記』(MF文庫J)を読んで、面白かったので内容紹介を書いていきます。
この本は紙の文庫では2018/5/25に発売されていましたが、Kindle版でつい最近の2018/6/25にリリースされました。楽しみだったので、Kindle版をリリース前から予約し、リリース日のAM0時ちょうどから速攻で読み終えました。

・・・タイトルだけを先に載せましたが、これはエロ小説ではありません。『マンガで分かる心療内科』で有名なゆうきゆう先生が初めて書かれたライトノベルです。ゆう先生の本ですので、下ネタは満載ですけどエロではありません(笑)。

私はゆうきゆう先生の本では『モテるマンガ』がお気に入りで、それについてはこちらの記事をどうぞ。

ゆうきゆう(著)『モテるマンガ』が凄く面白いです
はじめに ゆうきゆう先生の漫画『モテるマンガ』が、私は凄く好きです。 ゆうきゆう先生の作品で有名なのといえば『…

あと、最近読んだゆう先生の本では、『おとなの1ページ心理学』でだいぶ笑いました。これは『モテるマンガ』とかよりも更に、完全にギャグ重視・下ネタ重視の漫画です。

内容紹介

それでは、ネタバレは当然ながら避けて、本の内容を紹介していきます。
主人公は、寝ても覚めても女性のことばかり考えてしまう病気でありながら同時に、現実の女性とは少し話しただけで体調に著しい不調をきたしてしまう病気でもあります。

彼がメンタルクリニックの胡散臭い医師(あからさま以上にゆう先生自身がモデルです)によって精神を異世界に飛ばされ、迫り来る身の危険などを医師から学んだ心理学を武器にして解決していくという話になります。
詳細は控えますが、主人公はその異世界で生き抜くために特殊な力を授かるのですが、それがハーレム形成に直結していく力だったわけです(ハーレムを無条件で築けるような都合の良い能力ではありません)。

主人公は現実の女性とは話もできない体質ですが、彼が飛ばされたファンタジー世界でなら、彼がコミュニケーションを取っていけるタイプの女性たちが登場します。ハーレムもののラノベではありますが、少なくとも私から見て、主人公に不快感はありません。

そしてこの巻でのラスボスは、(微ネタバレのため反転)
下着にひたすら執着し、下着に生き下着に死ぬ
といったお馬鹿なキャラで、流石ゆう先生というようなネジのぶっ飛んだ世界です。

心理学を武器にしていくということで、要所要所で人の心を開いたりする心理学が披露され、それは『モテるマンガ』で紹介されたものと内容はけっこう重なります。『モテるマンガ』同様、ギャグとシリアスが上手く混じっています。ギャグ比重が多いですけどね。
それでは本書の中で気に入った言葉を一つ、取り上げます(原文ママではなく、文体をアレンジしています)。

人は負ける前に、必ず諦める瞬間がある。そしてどんな運命も、実はとても臆病だ。臆病だからこそ、自分をしっかり見据えてくる相手は、見捨てることができない。見捨てることができるのは、怖がって背中を向けて、逃げてしまった人だけだ。

ちなみにこの作品は、伏線も幾つも残し、明らかに続きがあることを匂わせる終わり方にはなっていますが、同時にこれ一冊で終わりと言われても納得するくらいには綺麗に締めくくられています。ゆう先生が巻末に「それではまた次巻で」と書かれていて、多分それはこの本の直接的な続きだとは思いますが、別のラノベを書かれるということかもしれません。
メンタルクリニックの胡散臭い医師など、出番をもっと増やすべきキャラが多いですので、きっと本書の続編を出して下さるものと期待しています。