経理業務 ―決算時期の最も厄介な仕事について―

経理



こんにちは。私は経理の仕事をしていて、現在7月は決算の業務で最も忙しい時期となっています。

今回は、この最も忙しい時期である決算における仕事の内容について、ちょっと述べていきたいと思います。

決算時期にやらされまくる仕事


決算の最終目的とは、半期報告書・四半期報告書・有価証券報告書といった決算書類を作って世間に公表=開示することとなります。
これらの書類を「開示資料」といいますね。

ですのでこの決算の時期は、ひたすらこの開示資料の作成に関係する作業のみに追われることになる
・・・わけではありません。

私としてもこの時期は、開示資料の作成に関する作業に専念したいのですが、それ以外の作業ばかりを、会計士に命じられてひたすらやらされることになります。
これは会社によっても違うでしょうけどね。

もう本当に、本筋であるはずの開示資料作成はそっちのけで、それ以外の仕事をやらされてばかり。
はっきり言って会計士たちに対しては
「あんたら我々に開示資料を作らせる気がないだろ」
「もうこれはさあ、開示資料なんか作るなってことだよね?」
と何度も言いたくなっています。

では会計士たちから何をやらされるかと言うと、例えば売掛金(翌月とかに売上代金を支払ってもらうもの)が100万円あったとして、それが本当に正しいものなのか・架空計上とかじゃないのかを証明するために、請求書等の証拠書類を集めろ・そして提出しろと言われるわけです。

あるいは、売上や利益の増減が昨年と比べて著しい場合などに、その要因となるのは何なのかといったことも、調べろと言われます。

それらを私が自分の力でやれれば良いのですが、請求書や契約書が遠くの支店の中で保管されている場合などは、その支店の担当者や上長などに資料提供を頼まなければなりません。

また、売上の増減要因などは、その担当者に聞かなければ分からないということがよくあります。

そういうことで、経理に限らないでしょうが、自分の力ではどうしてもできなくて。人に依頼し投げないといけない仕事というのが結構あります。
そしてこれが、経理の仕事の中でも、私が最も苦手とし嫌いなものです。

提出物が集まるのが遅い

仕事において「待つ」というのは非常に難しいものです。
会計士からの依頼ということで資料を準備して下さいと、担当者や遠隔の支店などにお願いするわけですが、はっきり言って彼らの提出はいつも遅いです。

どう考えても10分とかでできる、いろいろ対応とかに追われていても当日中には確実にできるはずの仕事でも、もったいぶっているのか何なのか、すぐに出してくれる人があまりいません。

そうやって時間が掛かっているのが、純粋に作業に必要な時間が掛かっているのか、それとも依頼を見られていない・忘れられているなどのことにより全く着手されていないのかなど、小まめに確認していかないと一向に進みません。

確認してみても「いま進めているから」「確認に時間がかかっているから」などと言って時間ばかり掛け、10分で終わるはずの仕事を何日も掛けているようなことが散見されます。

そういった弁解を、嘘と断じることは、なかなかできません。
要領が悪いとかの理由もあるのかもしれませんし、実際にそれだけの時間が掛かってしまう作業なのかもしれません。悪意は無いのかもしれません。

しかし彼らがなかなか提出してくれないことで、私が力を入れたい開示資料作成に集中できず、何度もぶった切られます。
そして提出物について、提出が完了しているもの・していないものと管理していく手間やコストが大きくなっています。

依頼をメールで投げた場合などは「メール?そんなもの見てないよ。」などと平気で言う人もいたりしますし、こちらの依頼の意図が理解されていないこともあります。

「分かった、やるから」などと口先では真面目な風に言っていても実際には一向にやらずに、問い合わせを送っても返事がなくさっさと帰宅していたということがよくあります。

私からすれば、与えられた課題をよくもまあそういう風に放棄して平気で帰宅できるなと思います。
残業をしろなんて言っているわけではありませんが、課題を与えられたそばからすぐこなして片付けていかずに、気持ち悪くならないものかと思います。

もうこういう人たちのために督促だ何だと時間を使わされるのは、正直言って非常に無駄だとは思います。
仕事においては、提出物を真面目に素早く提出してくれる有能な人のために、時間というものを使いたいものです。

期限も何もなく、提出をひたすら先延ばししてくるような人のためにばかり時間を使わされるということほど、馬鹿らしいことはないでしょう。

しかしながらこういった状況が、なかなか改善されないですね。
優秀な大企業であれば、こういった問題は少ないのでしょうか。
私の頼み方、催促の仕方なども、上手くないのかもしれませんね。

提出資料が集まってからも大変

そして、資料が集まって会計士に提出することができても、その内容について会計士から追加で質問を受けることがよくあります。

それについて私が自分で答えられれば良いのですが、どうしても担当者の力を借りなければならないことがあります。
そういう場合は担当者に質問をしていかないといけないのですが、それが何度も重なると当然ながら担当者の機嫌を損ねますから、その辺のバランス取りが非常に難しいのです。

担当者から送ってもらった資料を、担当者を信用してそのまま会計士に見せても良いのかもしれませんが、担当者が勘違いしていて的外れな資料を提供していることも結構あります。

そういう場合に、資料をくれた担当者のせいばかりにするわけにもいきませんから、どうしても自分でも確認・チェックをしていくことが必要になり、こういうところで時間をとられていくことになります。